絵本学会のフォーラム「しかけ絵本のいま」

2月に配信の絵本フォーラム2022は、静岡文化芸術大学の図書館・情報センターで収録。

「しかけ絵本のいま」


絵本に関心をもつ人々が集い交流する場として、絵本学会によって、絵本フォーラムが毎年開催されています。今年度のテーマは「しかけ絵本のいま」です。平面だと考えられている本を立体の視点から捉えることで、「生きている絵本*」とも表されるしかけ絵本の新たな魅力や可能性を考える機会となります。しかけ絵本に詳しいおふたりがお越しになり、本学の学生たちに向けて実物を紹介しながらご講演いただく様子が、オンラインで配信されます。
*しかけ絵本の父メッゲンドルファーによる著作名

講師:
さくらいひろしさん (ペーパーエンジニア)
村上妃佐子さん (アノニマ・スタジオ編集者)

開催方法:
<オンライン>講演の収録動画を期間限定で配信

配信期間:
2023年2月7日(火) 9:00〜
2023年2月23日(木) 20:00

申込期間:
2022年12月1日(木)9:00〜
2023年2月23日(日)18:00

参加方法:
下記URLよりお申し込みください
https://ehonforum2022.peatix.com/

画像は、かわゼミ3年生の肥田実祝さんデザインによる案内チラシです。


しかけ絵本を読む度に、こんな見せ方ができるのかと驚くのですが、新たな魅力って何なのでしょうか。講師のおふたりのお話がとても気になります。

[ヒグチ]

収録の様子

静岡文化芸術大学の図書館・情報センターにて撮影収録が行われました。「グラフィックデザイン演習C」の授業で絵本をつくってきた学生が、トークに招待されて聴講しました。

ポップアップの制作実演で、しかけのしくみが解き明かされました。
あらゆる角度から美しく見えるようデザインされた絵本に魅了されます。
音声を微調整しながら、複数カメラの映像をリアルタイムで切りかえて録画していきます。
講演の後も絵本を囲んで話がつきません。

図書館では連動企画として、しかけ絵本の展示も開催されていました。
さりげなく置かれた珍しい絵本たち。

名デザイナーたちの椅子に座って聴く講演会は、サロンのようで特別なひと時でした!

>かわこうせい 研究室

かわこうせい 研究室

静岡文化芸術大学にて、ビジュアルで物語る「ナラティブ・デザイン」を研究しています。 絵本やイラストなど描くデザインを核に、グラフィックやファッション、インスタレーションから人工知能までバラエティに富んだ分野で活動しています。

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