かわゼミの研究室には、よく親しまれている絵本から世界の珍しい絵本まで、たくさんの絵本が並んでいます。
今回はその中の3冊をご紹介します。
【la vera principessa sul pisello / octavia monaco】
1冊目はかわ先生オススメの絵本、オクタヴィア・モナコの作品です。
この絵本はアンデルセンの童話の1つ、「エンドウ豆の上に寝たお姫様」を基にしています。ピンクの表紙にビビットなグリーンの見返しがアクセントになった素敵な装丁です。オクタヴィア・モナコは世界各国で絵本のイラストレーターとして活躍している、イタリアで最も有名な作家の一人です。
【Imagine / Liuna Virardi】
こちらはカラフルなイラストが特徴的な、フラップ付きの仕掛け絵本です。
小さな男の子は地下鉄で毎日学校へ通います。
そして電車に乗る人々を観察し、 この人たちは誰なの？どこへ行くの？何が好きなの？と、いろいろなことを想像しています。
フラップをめくると男の子が想像する姿が表れ、外見だけでは分からない予想外な一面が見られるとても面白い絵本です。
【BROOCH / 渡邊良重・内田也哉子】
最後に紹介するのは、ページをめくるたびに胸がキュンとなる魔法の絵本『BROOCH』。
内田也哉子の独特な感性で表現される美しいことばと、人気デザイナー渡邉良重が描いた清楚で柔らかい絵。
印刷されたページをめくるたび、透けて見える次のページへと物語がつづきます。
［せきやじゅんな］
