皆様おはようございます、こんにちは、こんばんは。
この度、かわ先生の絵本出版に向けて愉快な仲間たち7人*が、お手伝い(アルバイト)するために集いました。
絵本のタイトルは『Deborah’s Tree』。
少女デボラが、ナツメヤシの樹の下で女性初の預言者・裁判官として士師(さばきつかさ)になっていく生涯を描いた、旧約聖書の物語になります。
他にも詳細は、
出版社:Lerner / Kar-Ben(アメリカ) / 出版年:2022年秋 / 大きさ:47×29cm、32ページ
となっています。
以上のような絵本を制作するために、私たちが活動を開始してから約4ヶ月が経ちますが、楽しくコツコツと制作を進めています。本記事では、そんな今日に至るまでの道のりをまとめてみました。
初回のミーティングでは、2年生から4年生に至るまで様々かつ、皆ほぼほぼ初対面なので、まずは自己紹介から。好きな食べ物と今年の抱負と共にご挨拶しました。
制作するにあたって最初にしたことは、絵本の題材となるお話やそれに関連するもののリサーチです。絵本に盛り込むモチーフや小物、登場人物の服装、世界観などのヒントにします。
リサーチと共に、必要となる小物のリストアップもしました。シーンごとに担当が振り分けられているので、各々の担当シーンで必要だと思われる小物を、参考になる画像も探しつつ上げていきます。
リサーチ&リストアップの後は小物のスケッチ。いよいよ手を動かしていく作業に入ります。参考画像をもとに、絵本の世界感に合うようデフォルメして描いていきました。
難しいのは、舞台が日本ではなく外国、かつ宗教が深く関わり、時代もかなり遡るという点です。情報も少なく、本当にこれで良いのだろうかと手探りの状態で進めていきます。ですがミーティングで疑問点を共有しながら、全体の統一をはかっていくことで完成に少しずつ近づけていけました。他にも物語のキーの一つであるデーツ という実も実食したり(感染対策に十分気をつけつつ)、作業してみての感想を話したりすることで、楽しみながら制作を進められています。
スケッチの後は小物の清書。そこから少し期間を開けて、いよいよ本番の絵の線画がかわ先生より渡され、彩色に入りました。
現在はこの彩色の段階です。やはり色が入るとぐっと完成に近づいた気がしますね…!!夏休み期間なので前期期間中より集まれる回数が減り少し寂しいですが…。
暑い日が続き、かつこんなご時世ですが、皆で頑張っていきたいと思います!
最後に、ここまで読んでくださったそこのあなた!!全力のありがとうを。そしてどうぞお身体に気をつけてお過ごしくださいね。
*参加者は7人のデザイン学部生たちです!
宇藤 紀花
加藤 寧々
小林 萌々菜
相馬 果枝
中尾 真唯
藤崎 帆乃夏
渡邊 桃子
後編につづく
[ 相馬 ]