かわゼミの研究室には様々な種類の絵本がありますが、中には仕掛けを使った絵本や探し絵本など、ユニークで楽しめる絵本がたくさんあります。
今回はその中から3冊の絵本をご紹介します。



【Plume/Isabelle Simler】
1冊目は、馴染みのある鳥から異国の鳥まで、様々な美しい鳥を紹介している絵本です。しかしよく見ると、全てのページの背景に猫が隠れています。
鳥やその鳥の羽の大きく魅力的な挿絵と共に世界の様々な鳥を知ることができる素敵な絵本です。



【The Lost Cousin/b.b.cronin】
続いては、おじいさんとその孫が世界の様々な場所にいる「いとこ」を探しに行く様子を描いた探し絵本です。著者のb.b.croninさんはイラストレーター、アーティストとして活躍していて、鮮やかな特色印刷や配色、独特なキャラクターデザイン、探し絵本としての構成、描写力が魅力です。また他にも探し絵本をたくさん描いています。



最後にご紹介するのは、ユニークな仕掛けでページをめくるのが楽しい仕掛け絵本「とうさんまいご」。
お父さんとデパートで買い物をしているぼく。ところがお父さんがまいごになってしまい、ぼくはデパート中を探しに行きます。デパートの柱やショーケースの部分が切り抜かれていたり、ページをめくる度あっと驚く仕掛けがされていて、子供も大人も楽しめる1冊です。
[シバノ]